SEIBU × DX戦略SEIBU × DX戦略

DX推進によるサービス変革

西武グループは数百万人もの
強固な顧客基盤を有しており、
これは不動産などのリアルアセットともに
事業成長のための大きな強みです。
このデータをいっそう活用し、
新たな顧客価値をもたらしていくことにも
西武ホールディングスは取り組んでいます。

THEME &
MISSION

西武ホールディングスが
向き合う
テーマと使命
THEME

長年の事業活動で築いた
幅広い顧客基盤を、
いかにグループの進化に
つなげていくか。

西武線の沿線地域は約550万人の人口を擁しており、西武鉄道は1日平均150万人もの方々に利用されています。また、ホテル事業での年間宿泊人数は、ピーク時には海外からのお客さま130万人を含めて500万人に達しており、プロ野球の埼玉西武ライオンズのファンクラブも約10万人の会員を擁しています。長年の事業活動を通じて築き上げた幅広い顧客基盤は、西武グループにとって何よりも大切な財産であり、これをいかに活用してお客さまを感動させるようなサービスを生み出していくかが、さらなる進化に向けての西武ホールディングスの重要なテーマとなります。
MISSION

デジタルファーストによる
新たな顧客体験の提供により、
さらなる「西武グループの
ファン」
を獲得する。

西武グループは多彩なサービスを提供する事業会社を抱えており、約150万人の「SEIBU PRINCE CLUB」会員をはじめとする強固な顧客基盤を有しています。こうしたお客さまとの豊富かつ多様な接点において、DX(デジタルトランスフォーメーション)を駆使しながら、各サービスにおけるCX(カスタマーエクスペリエンス)やUX (ユーザーエクスペリエンス)を変革し、グループを横断してさらなる「西武グループのファン」獲得に向けた施策を進めていくことが、いま西武ホールディングスが果たすべき大きな使命です。

CASE

西武ホールディングス
DX戦略・事例
CASE 1

「SEIBU PRINCE CLUB」の
会員に向けて
顧客体験を向上させる
サービスを展開。

今後は、「グループマーケティング基盤」のデータ分析を基にしたマーケティング施策の強化や、会員組織の統合・拡大などグループ横断の顧客管理の仕組みを構築していきます。すでに足元では、お客さまのグループ内回遊を目的としたマーケティングオートメーションによるメール配信を開始し、さらに顧客共通IDサービスの導入や「SEIBU PRINCE CLUB」の海外利用対応にも取り組むことで、西武グループに関わるすべてのお客さまに快適なサービス環境をご提供し、グループが持つデータという資産をお客さまのために有効活用してサービスを進化させ、グループビジョンである「でかける人を、ほほえむ人へ。」を実現していきます。
CASE 2

西武グループならではの
デジタル対応力を活かした
沿線価値向上と
新しい領域への挑戦。

外部企業や自治体など、グループ外とも積極的に連携・協業し、データ・テクノロジーを活用しながら新しい事業・サービスの創出にチャレンジしています。
その一例が、秩父観光情報サービスサイトの「のってみ秩父」。西武鉄道沿線の秩父市と横瀬町による「秩父市・横瀬町スマートモビリティによるエコタウン創造事業」の一環として、当社が構築・運用する新サービスです。秩父地域内の公共交通機関や観光情報をワンストップで発信し、シームレスな体験を提供することで新たな観光需要を創出し、そこから取得される利用者のデータと各種データを掛け合わせ、秩父地域の交通や観光における新たな施策に活用し、沿線価値向上を図っていきます。
また健康・医療領域のICTソリューションに強みを持つ株式会社アルムと協業し、西武グループの持つ「豊富なアセット」「強固な顧客基盤」を組み合わせたサービスの創出に取り組んでいます。一例として、デジタル技術と産官学民の連携により、新たなモデルの構築と正しい情報・対策の発信を目指す実証実験プロジェクト「ニューノーマル推進プロジェクト」を実施し、感染症対策と社会経済活動の両立を推進するなど、新しい領域への価値創造に取り組んでいます。

NEXT
STAGE

西武ホールディングスが目指す
次なる成長・役割

デジタル時代へ突入したいま。
DX戦略で西武グループを
さらに進化させ、
新たな
「でかける人を、ほほえむ人へ」
の実現へ。