SEIBU × Cross TalkSEIBU × Cross Talk

4つの異なる部門から、様々なキャリアを持つ
西武ホールディングス社員が
集まり座談会を実施。
西武グループへの想い、ともに働くこと、
目指す姿を本音で語り合いました。

  • 第一事業戦略部
    (都市交通・沿線事業)

    石井 亜実(2020年入社)

  • 管理部
    法務担当 主任

    内海 拓人(2018年入社)

  • DX・マーケティング戦略部
    課長補佐

    渡邉 奈緒(2007年入社)

  • 経営企画本部
    西武ラボ主任

    田岡 隼(2014年入社)

西武グループへの想い

グループの歴史と
アセットが秘める
ポテンシャルは未知数。
新たな価値創造へ。

渡邉

私たち西武ホールティングスが支援するグループ会社は、創業100年以上を誇る西武鉄道や西武・プリンスホテルズワールドワイドなどをはじめ国内外を含め80社近くの企業からなるグループであり、それぞれ積み重ねてきた歴史とアセットがあります。私はDXを通じて、各グループ会社の新しい価値の創出を検討していますが、テクノロジーや事業の掛け合わせで、新しい価値が生まれる可能性は無限にあると感じています。

田岡

私も新規事業を企画する身として、同じく可能性を感じます。たとえば、プリンスホテルはホテル業の他、スポーツ施設やアミューズメント施設を運営していて、一つひとつの施設のポテンシャルが非常に高い。そうした施設やサービス全体を俯瞰して捉え、各グループ会社では気づきにくい新たな価値を掘り起こすことこそ、我々ホールディングスの役割だと感じています。

石井

まさにそうですね。私が当社へ入社した理由も、西武グループ内に様々な事業があり、当社であれば「それぞれの事業を掛け合わせて新しいレジャーや観光をつくり出せる」と思ったことです。でも、入社して感じたのは、各社築き上げてきたものがあり、その掛け合わせは簡単ではありませんよね。その橋渡し役を当社が担い、強みにしていくことで、今まで以上にグループの新しい価値やサービスが生まれると思います。

内海

コロナショックを契機とした経営改革によって、グループとしてビジネスモデル自体が変化していますよね。グループ全体を見る私たちコーポレート部門の役割も拡大していることを日々、実感します。経営改革や新規事業創出といった新しいチャレンジを我々の部門がサポートするために、より専門性を高める必要性を感じています。

ビジネスモデルの変革。
新しい事業が生まれやすい
開かれた風土へ。

田岡

内海さんの言う通り、我々のビジネスモデル自体が変わりつつありますよね。会社も新しいチャレンジに前向きですし、前例のない取り組みがたくさん生まれています。その中で、頼りになる部門の一つが内海さんのいる法務担当。「法的にこの方法だと難しいけれど、代わりにこういう方法なら法的に問題なく実施できるよ」と、実現に向けて一緒に試行錯誤してくれるのは本当にありがたくて、感謝しています。

渡邉

専門性を高める必要があるのはDXも一緒で、世の中に合わせて常に知識をアップデートする必要があります。デジタル領域に関連する様々なルールを追いつつ、法令やルールの解釈については日頃からよく法務に相談しています。いつも専門的なことをわかりやすく教えていただいて、ありがたいです。法務担当の雰囲気も、以前と比べて変わりましたよね。

内海

そうかもしれないですね。というのも、以前は定型的な契約書の審査業務がより多くの割合を占めていましたが、最近は、前例のない事業やサービスに関する法律相談なども多くなってきています。こうした変化の中で、相談に来る社員からより一層様々な情報を聞き出す必要があり、コミュニケーションの重要性を法務も意識しています。会社の変化にあわせて、部署同士の関係性も変わってきているかもしれません。

石井

コミュニケーションのしやすさといえば、上層部との距離が近いですよね。自社の経営層やグループ会社の社長にも頻繁に会いますし、若手の意見にも耳を傾けてくれるなど風通しの良さを感じます。私は配属になってまだ2年目ですが、責任ある仕事を任せてもらえ、やりがいもあ ります。とはいえ業務や責任を振りっぱなしではなく、先輩方が気にかけて逐一フォローしてくれるので頼りになります。

ともに働くこと

働き方も大きく変わり、
ONもOFFも
フラットな関係性が
より西武を良い方向へ。

内海

変化と言えば、コロナを機にリモートワークが導入され、ますます働きやすくなりましたね。また、フレックスタイム制が導入され、コアタイムは10時から15時。その前後の時間は、お子さんが小さい方は育児のために使ったり、ときには友人との約束で早めに退社したり、業務に支障がなければ理由を問わず時間を柔軟に活用できます。そして、業務で困ったことがあればお互いにフォローするような風土もあると感じます。

渡邉

私は子どもが2人いて育児と仕事を両立していますが、突発的な用事の際は、「お子さんを優先して」と、上司やメンバーなど周りの理解があり、助かっています。育休も取得していますが責任ある仕事も任せていただき、一人ひとりのキャリア形成を尊重してくれていると感じています。ここ数年、男性社員によるお子さんのお迎えが増えていて、育児と仕事の両立が男女問わず広まっている気がします。

田岡

私の部署でも、男性社員2名が育休を取得していました。頼れる先輩なので最初は不安でしたが、育休に入る前からチーム内で密にコミュニケーションをとったことで、プロジェクトも滞りなく推進できました。結果的には若手社員の成長も含めて部署のレベルアップになったと思います。

石井

フレックスタイム制を利用して、部署のみんなで球場へ応援に行くのも当社らしいですよね。私の部署では15時に退社し、お子さんと一緒に18時に現地集合して参加する方もいました。

渡邉

私の部署でも、リモートワークの人は自宅から直接球場に向かって集合し、みんなで盛り上がりました。でも、参加は強制ではない。野球に興味がない人は参加しなくてもいいし、参加しないことで肩身が狭いこともない。

内海

その辺りはフラットですよね。仕事でもいろんなタイプの人がいて、個々の価値観や考えを尊重する社風であり、それぞれの考えを持ちながらも、同じ目標に向かうことができる。だからONもOFFも過ごしやすいと感じます。

目指す姿

サービスの現場で育まれる
ホスピタリティ。
チームワークで大きな目標へ。

内海

入社後に、鉄道をはじめ商業施設やホテル勤務を経験しました。各グループ会社の現場では、チームで“価値あるサービスをお客さまに提供する”ことを大事にしていたと感じました。何か問題があれば、お互いにフォローし合い、解決する文化が根付いている。

田岡

ホールディングスで仕事をする上でも、何かを成し遂げるために熱意を持って協力を依頼すれば、周りもサポートしてくれます。BtoCビジネスの現場経験を通して、業務の先にはお客さまがいるという意識が根底にあるというか。「お客さまのために」という気持ちを全員が持っているから一体感があるのだと思います。みなさんは、何かお客さまのために成し遂げたいことや目標はありますか?

石井

私はまさに今、沿線価値について部内でも考える機会が多く、長い目で沿線価値向上に寄与したいと考えています。渡邉さんのいるDX・マーケティング戦略部とも定期的に議論していますが、西武線沿線は良い街が多いものの、イメージのしづらさは否めません。小さな一歩から積み重ね、イメージを刷新し、住みたい街、行きたい場所に選ばれるような沿線にしていきたいです。

渡邉

グループのスローガンである、「でかける人を、ほほえむ人へ。」がまさに私が実現したいこと。それぞれの事業にあった形でグループ各社の組み合わせやデジタルの力を使い、お客さまにより多くのほほえみを届けたいです。

内海

当社は、若い人もバッターボックスに立てるチャンスが多いと感じます。経営に近い立場で、西武グループが有する豊富な経営資源を活かし、社会に対する影響力の大きな分野でチャレンジできる。今は法務という立場で関わっていますが、今後は経営企画など様々なことに挑戦し、自分ができることの幅を広げ、グループに貢献していきたいですね。

田岡

私は、西武らしさを追求して「西武のサービスっていいよね」と思ってもらえる取り組みを増やしたいですね。お客さまの役に立つことはもちろんですが、グループのサービスが広く認められることは、働いている自分たちのさらなるやりがいにつながると思うんです。これからも、みなさんと一緒に魅力的なサービスを創っていきたいです。